リクガメにとって太陽光(日光浴)は必須?
リクガメを飼うにあたって、飼育環境のこと、エサのこと、費用のこと・・・。いろいろと調べなければならないことが多いです。
その中でも、今回はおひさまの光について。。。です。
リクガメの魅力のひとつ、、甲羅!
とくにヘルマンリクガメのぼーちゃんの甲羅はまん丸で、ケージの外から甲羅の上の方だけが見えて、ずりずり移動していく様子は萌え~~~です。
そんなリクガメの甲羅、実は肋骨が変形してできているらしいのです。
つまり、甲羅を健康に大きくしようとするには骨が出来る機序を理解する必要があります。
ふむふむ。。。
じゃあ 骨・・・といえば、カルシウム!!
そう、カルシウムが必要です。ではいつもの餌にカルシウム剤をふりふり・・・。
それでおーーわりっ
ではありません><
骨はカルシウム摂取さえすれば成長するわけではないのです。
カルシウムを摂取した後、太陽光を浴びてビタミンDを活性化させる必要があります。
活性化したビタミンDが働いてくれることでカルシウムが吸収され骨が健康に育っていくのです。
人間に置き換えると、この活性化ビタミンDが少なくなることで「骨軟化症」と呼ばれる病気になってしまいます。
リクガメも同じで活性化ビタミンDが減ることで甲羅が弱く柔らかくなってしまったり、脚の骨の成長が阻害され歩行困難になってしまったりするようです。
つまり・・・。
十分にカルシウムを摂取させ、日光浴をたくさんしてあげることが必要ということです。
人間の場合は、1日約15分ほどの日光浴でOKらしいのですが、
リクガメの場合は明確な基準はないようです。。。
野生のリクガメが常に屋外で生活していることを考えると、
天気のよい暖かな日中は、日陰と水場を用意したうえで、
出来る限り外に出して、好きなように日光浴できる環境を用意してあげるのが理想だと個人的には思っています。
また、リクガメのエサとして野草を主に与えているような場合は、
おそらくカルシウムについては足りているはずなので、
カルシウム剤をふりかけることよりもむしろ日光浴をたくさんさせるほうを優先したほうが甲羅が健康に育つのではとも思っています。
野菜を主に与えている場合でも、野草に比べるとカルシウムは少ないですが、
たくさん日光浴をさせることでビタミンDを活性化しやすくしてあげれば、
甲羅は健康に育っていくものと思います。(たまに補助でカルシウム剤を与えるくらいでよいのかもしれません)
結論
リクガメにとって健康に成長するためには、太陽光はとっても重要で必須と言えるでしょう!
とはいえ・・・。
冬の寒ーい外に出してまで日光浴はできません・・・。
そんな時に活躍するのが、おなじみの紫外線ライトです!
我が家で使っている紫外線ライトについてはまた別の記事でご紹介したいと思っています。
おまけ
ここ数日は本当に天気の良い日が続いています。
絶好の日光浴日和です(*‘ω‘ *)
昨日は近所の河川敷でバーベキュー♪移動用のケージにいれてぼーちゃんも一緒に行きました( *´艸`)
河川敷でお散歩すると、最近では見たことがないくらい全速力で走りだして、すこしびっくり・・・。今までは寒くてお外に出してあげられることもなかったので、うれしかったのかな。ごめんね(´・ω・`)
そして今日もベランダで日光浴♪♪
これからの季節は沢山お外に行こうね!!!